GMDH Streamlineでは、ユーザーのニーズに合う予測ができるように、モデルの調整できます。ユーザーは、モデルタイプの調整、モデル出力の増減、モデル係数の調整から、調整できます。
予測モデルには、いくつかの種類があります。
それぞれのモデルは、特別な目的への対応を意図します。GMDH Streamlineは、予測時に各計画品目ついて最も適切なモデルを自動で選択します。ユーザーは、自動選択されたモデルを別のモデルに変更もできます。
モデルタイプは、ツリー ビュー内のツリーのすべての階層で変更できます。
次の手順に従い、モデルタイプを変更します。:
モデルタイプの変更後、対象ノードとその下位ノードには小さな手のアイコン が追加されます。このように、親ノードのオプションは、すべての子ノードに自動で継承されます。ノードの先頭にある灰色のアイコンは、親ノードからの継承を表します。
予測ボタンをクリックして、新しい予測モデルの予測値を更新します。
モデルの出力は、増減できます。5%増やすなど、モデル予測の一括調整に役立ちます。予測タブの乗数を利用します。
このオプションは、ツリー ビュー内のツリーのすべての階層で設定できます。
次の手順に従い、モデルの出力を増減させます。:
乗数 オプションの変更後、小さな十字のアイコン が対象ノードと子ノードに追加されます。このオプションは、子ノードには展開されません1)。
予測ボタンをクリックして、変更を適用します。
予測立案に利用されるモデルは2種類あります、時系列モデル2)と間欠需要モデルです。各モデルには、ユーザーが変更できる複数の係数(もしくはパラメータ)があります。係数の変更は、モデル調整で一番詳細な部分になります。
モデル係数を変更できるのは、ツリー ビューの最下層だけです。
次の手順に従い、モデル係数を変更します。:
元に戻すには、調整値を空欄にして、Enterを入力します。
時系列モデルを想定します。この時系列モデルは、水準成分と傾き成分と各12か月の季節成分で構成されています。1月の季節係数を-0.28から0.1に変更します。係数が変更されると、モデルの出力は即座に変更されます。変更内容がプロット ビューに表示されます。