この文章では、次を説明します。:
QuickBooksでは複数の品目タイプを管理します。その中でも、在庫部品タイプと在庫組立タイプがあります。GMDH Streamlineには、この2つのタイプがインポートされ、GMDH Streamlineの品目として扱われます。
QuickBooksに複雑な在庫モジュールがあり、このモジュールを利用できるバージョンの場合、ユーザーは、QuickBooksで複数の拠点を利用できます。この場合、QuickBooksの拠点は、GMDH Streamlineの地点として扱われ、異なるデータ次元としてインポートされます。
ユーザーの在庫が、QuickBooksの副品目オプションの意味している階層を構成している場合、GMDH Streamlineは、QuickBooks内部のこのデータ階層を自動的にインポートし、品目分類を構成します。
GMDH Streamlineにインポートされるデータは、在庫管理システム 文章にて、紹介されています。
ユーザーが管理している企業ファイルからデータをインポートするには、GMDH StreamlineはQuickBooksにアクセス承認が必要です(下記の図を参照)。QuickBooksの管理者アカウントで実行が必要ですが、1つの企業ファイルにつき1回の実行が必要です。承認後には、管理者アカウントではなく、他のユーザーで企業ファイルから繰り返し同期できます。データを同期するユーザーは、少なくとも下記のロールの設定が必要です。
GMDH Streamlineは、データインポートするため、ネイティブなQuickBooks APIを利用します。このAPIは、QuickBooks Foundation Classes libraryをもとにします。したがって、ダウンロードと、インストールが必要です。
ビデオ チュートリアルを見る(2:07)
1. QuickBooksを開き、1. QuickBooks し、インポートしたい企業ファイルを開きます(保存場所は、ローカルとネットワークの区別はありません)。
2. Launch Streamline on the same machine where QuickBooks is opened, go to the menu File > New > QuickBooks connection, navigate to the company file (which is still opened in QuickBooks), and click Open. The QuickBooks connection dialog opens (see figure below).
2. QuickBooksを実行しているPCでGMDH Streamlineを起動し、メニューよりファイル > 新規 > QuickBooks 接続 を開き、企業ファイルを指定し(QuickBooksが、企業ファイルを開いている状態です)、開くをクリックします。
3. QuickBooks 接続 ダイアログを設定します。
3.1. 開始日コントロールにて、インポート開始日付を入力または選択します。
3.2. タイムスタンプのグループ化コントロールにてデータ集計期間を選択します。データを設定された(日、週、月)期間で自動的に集計します。例えば、予測、補充計画や他のレポートを月単位で確認する場合、月単位でデータをグループ化します。
この子セクション内の下記の手順は、任意です。
3.3. GMDH Streamlineに無効品目をインポートする必要がある場合、 無効品目のインポート オプションにチェックを設定します。
3.4. 地点の合併オプションは、すべての地点を1つにまとめることができます。このオプションは、各倉庫が並んでいるために、1つの統合された倉庫として計画をしたい場合に便利な機能です。このオプションは、ユーザーのQuickBooksが複雑な在庫モジュールがアクティベートされている場合に限り、利用できます。
3.5. チャネルを顧客としてインポートオプションは、GMDH Streamlineにて顧客別に需要予測をしたい場合、追加の次元を設定します。
3.6. デフォルトでは、GMDH Streamlineは、QuickBooksのデフォルトフィールドから、購入オーダーの予測予定日をインポートします。このインポートは、オーダー明細行単位ではなく、オーダー単位で行われます。しかしながら、ユーザーが、ソフトウエアを利用せず、ユーザー自身でオーダー明細行単位明細個別に入荷日付を管理している場合は、オーダー単位のインポートは適切ではありません。カスタムフィールドから購入オーダー到着予定日をインポート オプションは、この状況を管理するために利用され、オーダー明細行単位で予測予定日をインポートします1)。このインポートには、このオプションにチェックを設定し、予測予定日のインポート対象となるカスタムフィールドの名称を入力します。
4. OKをクリックします。QuickBooks認証ダイアログが表示され、付与する権限レベルの選択を要求されます(下記の図を参照)。
5. “はい (常に選択);…”の選択をお勧めします。続けるをクリックします。
6. アクセス権限確認 ダイアログにて、完了をクリックします(下記の図を参照)。
しばらく(データ量に依存します)経過したのち、GMDH Streamlineがデータをインポートしたことが確認できます(下記の図を参照)。
このセクションでは、購入オーダー予定日を品目単位でGMDH Streamlineに正しくインポートするための購入オーダー予定日の設定方法とQuickBooksでの利用方法を説明します。
1. QuickBooksを開き、メニューから一覧 > 品目一覧を選択します(下記の図を参照)。
2. 品目カードをダブルクリックで開き、カスタムフィールド ボタンをクリックします(下記の図を参照)。
3. カスタムフィールドダイアログのフィールド定義ボタンをクリックします(下記の図を参照)。
4. 未使用のフィールドを選択後、名前の変更をします。例えば、“Delivery Date”に変更します(下記の図を参照)。
5. 開いているすべてのダイアログで、OKをクリックします。
6. 購入オーダーを開き、書式設定 タブを選択し、データレイアウトのカスタマイズボタンをクリックします(下記の図を参照)。
7. 列タブを選択し、一覧をスクロールして“Delivery Date”に名前を変更したカスタムフィールドを見つけ、左端のチェックボックスにチェックを設定します(下記の図を参照)。
8. OKをクリックします
ここで、購入オーダーテンプレートは新規列であり、品目単位の予測予定日を保存している、“Delivery Date”にて拡張されます(下記の図を参照)。
If Streamline opens a new (Secondary) QuickBooks window while connecting to QuickBooks, do the following:
QuickBooksに接続中に、GMDH Streamline が新規(2つ目)のQuickBooksウインドウを開いた場合、次の手順に従います。:
リモートから企業ファイルに接続後、企業ファイルのパスにユーザーのローカルのQuickBooksインスタンスのファイルを指定したため、ファイルが不一致となり、このエラーが発生します(下記の図を参照)。
QuickBooksが通常のWindowsネットワークにて共有されたフォルダー内の企業ファイルを利用し、GMDH Streamlineではネットワークドライブ経由で企業ファイルを利用した場合、またはこの逆の場合、このエラーが発生します(下記の図を参照)。
同一のファイルの指定ですが、パスが異なるため、エラーが発生します。
エラーを解消するには、GMDH StreamlineとローカルのQuickBooksインスタンスでパスを同じにします。
QuickBooksの企業ファイルへのアクセスが許可されていない場合、このエラーが発生します(下記の図を参照)。
次の手順に従い、このエラーを解消します。:
アクセス権限の追加には、QuickBooksの管理者アカウントのログインが必要です。