6.4.2. 2段階計画

この文章では、物流センター経由で配送される計画品目を対象に、DC オーダー計画の計算方法を説明します。これら品目は、物流センター タブにて表示されます。

下記の図にある2段階モデルの例を想定します。

この例では、対象品目は、1つの物流センターからN地点の保管所に配送されます。これに加えて、この品目は物流センターで顧客に販売されます。

GMDH Streamlineでは、DC オーダー計画計算は、次の2手順で実行されます。:

1. GMDH Streamlineは、販売予測に基づき、最下層のエシェロンにある各N地点を対象に品目のオーダー計画を計算します。この結果が、最上層のエシェロンにあるDC需要一部としてN オーダー計画になります。

2. 次に、DC オーダー計画計算を下記のExcelに似た数式にて計算します。

DC 発注量1 = MAX(CEILING( MAX(0, DC 販売OC + DOC + DC 安全在庫 + 出荷数量LT,OC - 前期残り手持ち在庫 + 安全在庫負債 累積), DC 丸め), DC 最小ロット), (1)

前期残り手持ち在庫 = MAX(0, MAX(0, DC 手持ち在庫) + 入荷数量LT,OC - (DC 販売LT + DLT) )

D_OC = sum{j=1}{N}{int{LT}{LT+OC}{Ordering plan_j}}
D_LT = sum{j=1}{N}{int{0}{LT}{Ordering plan_j}}

ここで:

計算されたDC 発注量1は、物流センター タブの今回のオーダーセクションの数量列表示されます。

数式 (1)は、1回目のDC オーダーサイクルの発注量を決定します。2回目以降のオーダーサイクルでは、補充オーダーの計算は次のExcelに似た数式を利用します。:

DC 発注量1 = MAX(CEILING( MAX(0, DC 販売(OCi) + D(OCi) + DC 安全在庫i + 出荷数量(OCi) - 入荷数量(OCi) - 前期残り手持ち在庫i), DC 丸め), DC 最小ロット), (2)

D(OC_i) = sum{j=1}{N}{int{OC_{i-1}}{OC_i}{Ordering plan_j}}.

ここで:


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