データベース 接続では、GMDH Streamlineの結果をユーザーのデータベースにエクスポートできます。この文章では、次の方法を説明します。:
データベース 接続では、SQL クエリを実行して、補充オーダーをユーザーのシステムにあるデータベースにエクスポートできます。このSQL クエリは、データベース 接続 ダイアログにある定期のエクスポートタブに設定します(下記の図を参照)。
SQL クエリで利用できる5つのマークがあります。マークはSQL クエリ実行時に対応データに置き換えられます。下記の一覧表で、マークと置換を紹介します。
マーク | 置換 | 置換元 |
---|---|---|
:itemcode | 品目コード または 購入先品目コード | 計画オーダープレビューダイアログ |
:orderqty | 数量 | |
:location | 地点 | |
:dcsource | 物流センター | 在庫計画タブ |
:minpoint | 発注点 |
:location
、:dcsource
、:minpoint
マークは、任意です。これら任意のマークは、マークに対応した場合に応じて利用されます。例えば、ユーザーのプロジェクトにいくつかの物流センターが定義されている場合、:dcsource
マークを利用し品目の供給元として利用できます。:dcsource
マークを置換した結果がある場合は、行は補充オーダーになりますが、空となる場合は、行は購入オーダーになります。
計画オーダープレビューダイアログにある作成 ボタンがクリックされたときに、SQL クエリ内のマークの置換が行われ、そのSQL クエリが実行されます。ダイアログにあるチェックが付いた1行につき1回のSQL クエリが実行されます。
テストセクションでは、セクションにあるフィールドに入力されたデータを利用し、SQL クエリのテストができます。SQL クエリの中のマークは、ユーザーの入力データに置換されます。実行 ボタンをクリックして、テストします。
次のエクスポートができます。:
上記のレポートはすべて単一のSQL クエリでエクスポートできます。エクスポートしたいレポートを1つ(あるいは組み合わせで)選択できます。
次の列で構成される行をエクスポートできます。:
これらのデータは、ユーザーのデータベースのテーブルに保存されます。テーブルがない場合、作成が必要です。下記は、テーブル作成するSQL クエリ例です。
CREATE TABLE [dbo].[export_forecast_report]( [item_code] [nvarchar](250) NOT NULL, [location] [nvarchar](250) NULL, [forecast_date] [smalldatetime] NULL, [period_start_date] [DATE] NULL, [period_end_date] [DATE] NULL, [demand_forecast] [INT] NULL, [purchase_plan] [INT] NULL, [inventory_projection] [INT] NULL, [projected_revenue] [DECIMAL](18, 3) NULL, ) GO
このSQL クエリは、ファイルとしてダウンロードできます。この例では、エクスポートできるすべての列が定義されています。
テーブル作成後の次の手順は、作成したテーブルにエクスポートするSQL クエリの作成です。エクスポート用のSQL クエリでは、特定のデータ要素をエクスポートできる複数のマークを利用できます。マークは対応するデータに置換されます。置換元を次の一覧表に紹介します。
マーク | 置換 | 置換元 |
---|---|---|
:itemcode | 品目コード | 在庫計画タブ |
:location | 地点 | |
:forecastdate | 現在の日付 | OSシステム |
:startdate | 期間開始日 | イベントモデル |
:enddate | 期間終了日 | |
:forecast | レポート内の対応するセルの値 | 最終予測レポート |
:purchaseplan | オーダー計画 | |
:invprojection | 予測在庫レポート | |
:projrevenue | 予測売上金額レポート |
下記は、レポート内のすべてのデータをエクスポートするSQL クエリ例です。
INSERT INTO export_forecast_report ( [item_code], [location], [forecast_date], [period_start_date], [period_end_date], [demand_forecast], [purchase_plan], [inventory_projection], [projected_revenue]) VALUES ( :itemcode, :location, :forecastdate, :startdate, :enddate, :forecast, :purchaseplan, :invprojection, :projrevenue );
このSQL クエリは、ファイルとしてダウンロードできます。このSQL クエリは、事前に作成されたテーブルにデータを追加する想定で設計されています。
次に、予測在庫のエクスポート タブにて、SQL クエリを追加します(下記の図を参照)。
計画オーダーのエクスポートを実行オプションは、計画オーダープレビューダイアログの作成 ボタンのクリックがSQL クエリの実行条件です2)。
テストセクションでは、セクションにあるフィールドに入力されたデータを利用し、SQL クエリのテストができます。SQL クエリの中のマークは、ユーザーの入力データに置換されます。実行 ボタンをクリックして、テストします。
最後に、保存 ボタンをクリックします。
レポートをエクスポートするには、
在庫計画タブのすべての品目フィルターにあるレポート全体は、ほぼすべてのレポート部分をデータベースにエクスポートできます。ただし、この機能は下記のレポート部分はエクスポートしません。:
レポートは、予測在庫のエクスポートタブを利用してエクスポートします。この節では、レポートできる部分を紹介します。
これらのデータは、ユーザーのデータベースのテーブルに保存されます。テーブルがない場合、作成が必要です。下記は、テーブル作成するSQL クエリ例です。
CREATE TABLE [dbo].[export_inventory_report]( [item_code] [nvarchar](250) NOT NULL, [item_description] [nvarchar](250) NULL, [location] [nvarchar](250) NOT NULL, [distribution_center] [INT] NULL, [bom_type] [nvarchar](250) NOT NULL, [supplier] [nvarchar](250) NOT NULL, [model_type] [nvarchar](250) NULL, [inventory_on_hand] [DECIMAL](18, 3) NULL, [on_hand_supply_days] [INT] NULL, [on_hand_supply_month] [INT] NULL, [backorder] [INT] NULL, [in_transition] [DECIMAL](18, 3) NULL, [leadtime] [INT] NULL, [order_cycle] [INT] NULL, [min_lot] [INT] NULL, [max_lot] [INT] NULL, [rounding] [INT] NULL, [service_level] [DECIMAL](18, 3) NULL, [minimum_display_quantity] [INT] NULL, [safety_stock] [nvarchar](250) NULL, [debt_received] [DECIMAL](18, 3) NULL, [debt_accumulated] [DECIMAL](18, 3) NULL, [debt_passed] [INT] NULL, [shelf_life] [INT] NULL, [shelf_discard] [INT] NULL, [purchase_price] [DECIMAL](18, 3) NULL, [gross_margin] [DECIMAL](18, 3) NULL, [turn_earn_index] [DECIMAL](18, 3) NULL, [note] [nvarchar](250) NOT NULL, [order_now_quantity] [DECIMAL](18, 3) NULL, [order_now_net_order_quantity] [DECIMAL](18, 3) NULL, [order_now_excess_order] [DECIMAL](18, 3) NULL, [order_now_purchase_value] [DECIMAL](18, 3) NULL, [order_now_days_of_supply] [INT] NULL, [order_now_margin] [DECIMAL](18, 3) NULL, [next_order_by] [DATE] NULL, [dc_fill_rate] [DECIMAL](18, 3) NULL, [reorder_point] [INT] NULL, [reorder_amount] [INT] NULL, [stockout] [INT] NULL, [overstock] [INT] NULL, [write_offs] [INT] NULL, ) GO
このSQL クエリは、ファイルとしてダウンロードできます。
テーブル作成後の次の手順は、作成したテーブルにエクスポートするSQL クエリの作成です。エクスポート用のSQL クエリでは、特定のデータ要素をエクスポートできる複数のマークを利用できます。マークは対応するデータに置換されます。置換元を次の一覧表に紹介します。
マーク | 置換 | 置換元 |
---|---|---|
:itemcode | 品目コード | 在庫計画タブのテーブル |
:itemdescr | 説明 | |
:bomtype | 製造状態 | |
:distcenter | 物流センター | |
:supplier | 購入先 | |
:modeltype | モデルタイプ | |
:onhand | 手持ち在庫 | |
:dcfillrate | DC 充足率 | |
:ohsupplydays | 在庫日数 | |
:ohsupplymonth | 在庫月数 | |
:backorder | 出荷 | |
:intransition | 入荷 | |
:leadtime | リードタイム 日数 | |
:ordercycle | オーダーサイクル 期間 | |
:minlot | 最小ロット | |
:maxlot | 最大ロット | |
:rounding | 丸め | |
:servicelevel | サービス率 | |
:minshelf | 陳列数量 | |
:shelflife | 保存期限 期間 | |
:shelfdiscard | 保存期限超過 % | |
:safestock | 安全在庫 | |
:purchaseprice | 購入単価 | |
:margin | 粗利益率 | |
:debtreceived | 安全在庫負債 受入 | |
:debtaccumulated | 安全在庫負債 累計 | |
:debtpassed | 安全在庫負債 払出 | |
:turnearn | 交差比率 | |
:qty | 今回のオーダー 数量 | |
:posupplydays | 今回のオーダー 在庫日数 | |
:pomargin | 今回のオーダー 粗利益率 | |
:netorder | 今回のオーダー 正味オーダー | |
:excessorder | 今回のオーダー 過剰オーダー | |
:purchasevalue | 今回のオーダー | |
:nextorderby | 次回オーダー日付 | |
:reorderpoint | 発注点 | |
:maxinventory | 最大在庫 | |
:stockout | 欠品 | |
:overstock | 過剰在庫 | |
:writeoff | 減価償却 |
下記は、在庫計画タブのテーブルすべての列をエクスポートするSQL クエリ例です。
INSERT INTO [dbo].[export_inventory_report]( [item_code] , [item_description], [location], [distribution_center], [bom_type], [supplier], [model_type], [inventory_on_hand], [on_hand_supply_days], [on_hand_supply_month], [backorder], [in_transition], [leadtime], [order_cycle], [min_lot], [max_lot], [rounding], [service_level], [minimum_display_quantity], [safety_stock], [debt_received], [debt_accumulated], [debt_passed], [shelf_life], [shelf_discard], [purchase_price], [gross_margin], [turn_earn_index], [note], [order_now_quantity], [order_now_net_order_quantity], [order_now_excess_order], [order_now_purchase_value], [order_now_days_of_supply], [order_now_margin], [next_order_by], [dc_fill_rate], [reorder_point], [reorder_amount], [stockout], [overstock], [write_offs]) VALUES ( :itemcode, :itemdescr, :location, :distcenter, :bomtype, :supplier, :modeltype, :onhand, :ohsupplydays , :ohsupplymonth, :backorder, :intransition, :leadtime, :ordercycle, :minlot, :maxlot, :rounding, :servicelevel, :minshelf, :safestock, :debtreceived, :debtaccumulated, :debtpassed, :shelflife, :shelfdiscard, :purchaseprice, :margin, :turnearn, :note, :qty, :netorder, :excessorder, :purchasevalue, :posupplydays, :pomargin, :nextorderby, :dcfillrate, :reorderpoint, :maxinventory, :stockout, :overstock, :writeoff );
このSQL クエリは、ファイルとしてダウンロードできます。
ここで、在庫レポートのエクスポートタブにデータを追加するクエリです(下記の図を参照)。
マークの挿入ボタンを使い、テーブルの対象となる列に対応するマークを追加します。マークの一覧を確認するには、ボタンの隣にある小さな黒い三角形をクリックします。マークの追加は、この一覧から対象列を選択します。
計画オーダーのエクスポートを実行オプションのチェックは、計画オーダープレビューダイアログの作成 ボタンをクリック時のSQL クエリの実行条件です3)。
テストセクションでは、セクションにあるフィールドに入力されたデータを利用し、SQL クエリのテストができます。SQL クエリの中のマークは、ユーザーの入力データに置換されます。実行 ボタンをクリックして、テストします。
最後に、保存 ボタンをクリックします。