GMDH Streamlineには、ユーザーを手助けする予測承認システムがあります。このシステムは、予測を次の3つに分類します。確認と承認済み予測、注意を要する予測、そして未分類の予測。この予測承認システムにて、立案された予測の承認や強調ができます。
ユーザーは、ツリー ビューのいかなる階層でも、次の3つに分類できます。:
ツリーの葉以外のノードは、上記の3分類以外に空欄状態を持ちます。空欄状態は、デフォルトで設定されます(下記の図を参照)。
空欄状態は、選択ノードより下層のノードで承認状態の混在を表します。子ノードの状態を変更せずに維持する必要があるときに、この状態を利用します1)。
承認済み状態は、品目の予測が良いと思われるときに、通常設定されます。
次の手順に従い、品目を承認済み状態に設定します。:
すべての予測設定は、ツリーの各階層で適用されます。ツリー ビューの緑色のチェックマークは、承認済み状態の適用済みを表します(下記の図を参照)。
ツリー ビューの視覚的効果以外にも、ノードの承認済み状態は次の効果があります。:
この固定化機能の目的は、企業内の他部門(販売、会計、営業部など)の承認中に、最終的な需要予測の状態を変更させないためです2)。
現時点で需要予測の調整や修正が確かではなく(モデル種類の変更や他の変更でも)、今後の修正が必要と判断された場合、注意喚起として要注意を設定できます。注意アイコンは、選択ノードの上位と下位の両方に追加され、ツリーが折りたたまれているときでも簡単に区別できます3)。この状態は、ユーザー自身でモデルを変更した場合でも変更されません。注意アイコンが対象ノードと上位のすべてのノードに追加され、ツリーを折りたたんだときでも簡単に見つけられます(下記の図を参照)。
この状態は、ツリー ビューの視覚的効果だけで、一切の制限がありません、さらに予測モデルの固定化ありません。
未決定状態は、ツリー内の葉ノードのデフォルト状態です。一般的には、この状態は次の目的に利用されます。: