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ビデオ チュートリアル

ユーザーガイド

1. 一般的な情報

2. スタートアップ

3. データ接続

4. 需要予測と販売予測

5. 在庫計画

6. 参照

ja:database-connection

3.4. データベース

データベース 接続を利用して、需要計画、売上金額予測、在庫最適化などに必要なデータをすべてインポートできます。地点またはチャネルを追加軸としてインポートできます。地点を追加した場合、地点や場所別の需要予測や在庫計画の立案が可能になります。チャネルを追加した場合、チャネル別や顧客別に需要予測や在庫計画の立案が可能になります。

データベース 接続は、ODBC ドライバまたはMySQL ドライバを利用します。インストールされたGMDH Streamlineの32ビット版/64ビット版に応じて、32ビット版/64ビット版のODBC データソースが動作します。

ビデオ チュートリアルを見る (8:32)

 

よく利用される場合は、次になります。:

上記に加えて、次のような特殊な場合があり、これらに必要なデータとインポート方法を説明します。:

この文章の最後には、ユーザーシステムに購入オーダー作成するデータベース 接続のエクスポート機能を説明します。

インポート可能なデータ

需要計画や売上金額予測や在庫最適化などユーザーの目的に応じて、必要なデータは異なります。この節では、各場合別の必要データを説明します。

需要計画

需要予測には、販売履歴情報が必要です。通常は、データベース内の販売取引データの組合わせです。各取引は、何を、いつ、いくつ販売したのかを表しています。

取引データは、下記の一覧表にあるデータがすべて必要です。:

データ名 説明 データタイプ
日付 取引日付です。 日付または日時
販売数量 取引にて販売した数量です。 整数
品目コード 品目ID、SKUとしても知られています。 文字列

この節の下記で説明されるインポートデータは、需要計画には必須ではありませんが、インポートした場合、地点別、チャネル別、品目分類別、地点分類別の需要計画ができます。

(例えば、店舗や倉庫や地域などの)地点またはチャネル別の予測を必要とする場合、取引データは、下記の一覧表にあるデータの1つが必要です。:

データ名 説明 データタイプ 未設定時
デフォルト 設定時
地点 (倉庫や店舗や地域など)品目コードを販売する地点コードです。各地点の品目コード別消費量の予測に利用されます。 文字列 空の文字列 NULLまたは空の文字列
チャネル 品目が配送または販売されるチャネルを表します。例としては、E-コマースや、直接販売、販売店、単一顧客などです。このデータは、チャネル別または顧客別需要予測に必要です。
インポートデータを説明している(上記のような)一覧表の未設定時セクションは、設定時データとのずれを許容することを意味します。設定時セクションは、GMDH Streamlineにデータとのずれを認識させるために、クエリが渡すべきデータの値(またはマーク)を表示しています。デフォルト列は、GMDH Streamlineがずれを埋めるために代用する値を表示しています1)

地点またはチャネルの空の文字列は、対象取引に地点またはチャネルの組み合わせがないことを意味します。

(例えば、製品グループである)品目分類別の販売を立案かつ/または(例えば、地域 > 市 > 店舗 などの階層となる)地点分類別の販売を立案する場合、下記の一覧表にあるデータが必要です。

データ名 説明 データタイプ 未設定時
デフォルト 設定時
品目分類品目小分類 品目分類別の予測に利用します。 文字列 空の文字列の分類 NULLまたは空の文字列
地点分類地点小分類 地点分類別の予測に利用します。
階層の最下層に位置する空の分類は、問題なく設定できます。: 分類1 > 分類2 > ⌀ > ⌀ の場合は、品目が分類2に置かれることを意味します。ここで⌀記号は空集合を表します。
最下層以外で空の分類は設定できますが、おすすめしません。 分類1 > ⌀ > 分類3などが例になります。この場合、GMDH Streamlineは、空の名前の小分類を作成します。

インポートできる分類数には制限がないため、必要な数だけインポートできます。

品目コード地点以外にも、下記の一覧表にあるデータを追加できます。:

データ名 説明 データタイプ 未設定時
デフォルト 設定時
品目説明 品目の説明です。 特定の品目コードが意味する内容をより分かりやすく説明するために利用されます。 文字列 空の文字列 NULLまたは空の文字列
地点説明 地点の説明です。特定の地点コードが意味する内容をより分かりやすく説明するために利用されます。
品目情報フィールド 品目の追加の特徴(例としては、色、サイズ、外見など)です。このようなフィールドは、数に制限なくインポートできます。
オーダー利益 取引から得られた利益です2)。このデータは、取引データの追加が必要です。このデータから、GMDH Streamlineは、各データ集計期間または直前12か月にて総粗利額を計算します。 浮動小数点
手持ち在庫履歴をインポートすると、機会損失の原因が自動で選択されます。選択される原因は、欠品と需要がないのどちらかになります。販売数0は欠品が原因のオプションをユーザー自身で設定する手間を減らすことができます。

売上金額予測

売上金額予測するためには、取引データに加え、下記の一覧表あるデータが1つ必要です。:

データ名 説明 データタイプ
販売価格/単位 販売取引の品目の1単位の価格です。 浮動小数点
販売価格/オーダー 販売取引の価格です。

販売価格/単位または販売価格/オーダーの通貨は、プロジェクトの 基本通貨から取得されます。GMDH Streamlineのレポートでは、通貨は意味を持ちません。

この情報は、売上を基礎とするABC分析、年次売上金額、翌年次売上金額、粗利益率、交差比率などの販売金額に依存したKPIの計算にも利用されます。

在庫計画

購入/補充計画を立案し、潜在的な欠品と過剰在庫を検出し、購入オーダーを作成するには、次の3つのデータタイプがすべて必要です。

品目手持ち在庫のインポートには、下記の一覧表の内の1つが必要です。

タイプ データ名 説明 データタイプ デフォルト
1 最終 手持ち在庫 インポート時点の品目手持ち在庫です。 整数 0
2 手持ち在庫 取引後に残っている手持ち在庫です。
3 手持ち在庫 更新
最終 手持ち在庫
手持ち在庫 更新は、取引後に変化した品目手持ち在庫です。これを利用する場合、取引クエリは、単一の販売取引だけではなく、品目手持ち在庫に影響を与えるすべての販売取引が必要です。在庫入荷、地点間の在庫移動、在庫調整、棚卸、帳簿上の抹消、顧客からの返品、購入先への返品、その他が含まれます。 0

第2タイプと第3タイプからデータを提供し、手持ち在庫をインポートする場合、次が可能になります。

手持ち在庫手持ち在庫 更新は、 取引データの列に追加が必要です3)

第3タイプからデータを提供し、手持ち在庫をインポートする場合、販売取引以外の取引では、販売数量を0にします。

他のデータ接続で説明していますが、下記の一覧表にて、必要データを説明します。

データ名 説明 設定 データタイプ デフォルト
リードタイム 平均購入先リードタイムは品目の調達時間です。実際には補充オーダー作成から受け取りまでの時間間隔になります。 日数 整数 30
オーダーサイクル 品目を購入先にオーダーする頻度を表しています。 データ集計期間単位(日、週、月)またはリードタイム 1 データ集計期間
リードタイムオーダーサイクル取引データを利用して在庫補充計画の精度を高めるためには、積送在庫情報受注残をGMDH Streamlineにて設定することを強くお勧めします(下記)。

リードタイム分散を追加で設定することで、さらにレポートの精度を高めることができます (下記の一覧表を参照)。

データ名 説明 設定 データタイプ
リードタイム分散 リードタイムの分散です。 リードタイム 単位 浮動小数点

在庫を最適化には、最終 手持ち在庫リードタイムオーダーサイクル、その他の多くの入力が利用されます。 安全在庫は最適な 購入計画の決定に利用されるため、これを入力の1つと考えることができます。安全在庫計算方法は複数あります。そのなかの1つは、安全在庫期間数を基礎とする方法です。ユーザーは各計画品目別にこのパラメータを設定できます。下記の一覧表にて、このパラメータを簡潔に説明します。

データ名 説明 設定 データタイプ
安全在庫期間数 安全在庫として利用される需要の期間数です。 データ集計期間 浮動小数点

積送在庫情報

この情報は、現在積送中の品目を示しています。:

  • 購入先から地点、または購入先から物流センターまで; ユーザー側の購入オーダー (PO)明細は、すべて未完了です。
  • ある地点から別の地点まで; ユーザー側の輸送オーダー (TO)明細は、すべて未完了です。移動元の倉庫ではすでに手持ち在庫が変更されている品目ですが、移動先の倉庫では、依然として手持ち在庫が変更されていません。

下記の一覧表にて、積送在庫情報を説明します。

データ名 説明 データタイプ
品目コード 品目ID、SKUとしても知られています。 文字列
積送中数量 積送中の品目数量です。 整数
予定日 品目の期待予定日です。 日付または日時
オーダー 発行日 (任意) 購入オーダー が作成された日付です。 予定日が不明の場合、この設定が必要です。
地点 (任意) 品目の行き先品目です。 地点を利用する場合設定が必要です。 文字列
ロット費用 (任意) 購入オーダー明細行の費用です。 浮動小数点
オーダー 番号 (任意) システムが設定した購入オーダー/輸送オーダー番号です。この情報は、購入オーダープレビュー ダイアログにて、表示目的のみで利用されます。 String
オーダー 発行日は、未完了購入オーダーのみ設定が必要です。輸送オーダーには設定しません。
購入オーダーにオーダー 発行日が設定されている場合、初回のデーターインポート時と初回のプロジェクト予測時に、 次回のオーダー期限の計算が可能になります。

予定日または購入オーダー 発行日のどちらかを設定することを強くお勧めします。前者がより適切です。

予定日購入オーダー 発行日のどちらも設定されない場合、積送在庫は、最初の予測期間の開始時点に到着すると仮定されします。したがって、 中間時点の期間予測を利用した場合、積送中数量は、最終 手持ち在庫に加算され、この結果は現在の期間の予測と在庫計画の立案に利用されます。

受注残

将来の手持ち在庫をより正確に計算するために、GMDH Streamlineは受注残に関する情報を考慮します。受注残は、どの品目が未完了販売オーダーであり、どの品目がバックオーダーであるかを説明しています。下記の一覧表にて、受注残に必要なデータを説明します。:

データ名 説明 データタイプ
品目コード 品目ID、SKUとしても知られています。 文字列
出荷数量 顧客へ出荷する必要がある品目数量です。 整数
日付 顧客へ品目を出荷する必要がある日付です。バックオーダーの場合、何らかの約束の納期の可能性があります。 日付または日時
地点 (任意) 地点を利用する場合、地点名に設定が必要です。 文字列
日付は必須ではありませんが、設定することを強くお勧めします。設定しない場合、在庫が必要数量に達すると顧客に即座に出荷されると判断します。

欠品日数情報

取引履歴のインポート時に、データ集計期間内に在庫がなくなった日数(欠品日数)が自動的に計算されます。しかしながら欠品日数の正確な計算には、プロジェクトの手持ち在庫履歴と、データ更新ボタンをクリックにて取得される新しい取引を結びつける追加情報が必要です。下記の一覧表にて、必要な追加情報を説明します。

データ名 説明 データタイプ
品目コード 品目ID、SKUとしても知られています。 文字列
地点 (任意) 地点を利用する場合、地点名に設定が必要です。 文字列
手持ち在庫 任意の日付の手持ち在庫です。日付は、在庫 (期間) クエリのパラメータであり、クエリが実行された特定の日付で置換されます。 整数

最適時の制約の考慮

在庫最適化時に、制約を考慮できます。制約は2種類あり、1つはオーダー品目数量に関する制約であり、もう1つは総量として購入オーダーに関する制約です。下記の一覧表にて、制約データを説明します。

データ名 説明 データタイプ
オーダー品目数量に関する制約
最小ロット最大ロット 購入先から購入できる数量の範囲である、任意の制約を表しています。 整数
オーダー丸め 段ボールの梱包数量を考慮し、必要数量から購入数量を作成します。
購入オーダーに関する制約
購入先最小数量 購入先が購入オーダーを受けるために、総量として必要となるオーダー品目の数量/重量/容積/費用の最小値です。 整数
購入先最小重量/購入先最小容積/購入先最小コスト 浮動小数点
重量/単位 品目の1単位の重量です。
容積/単位 品目の1単位の容積です。
最小ロット最大ロットよりも多い場合、最小ロットは使われず、最大ロットを最適化に利用します。
購入先最小重量または購入先最小容積のようなオーダー制約を利用するには、重量/単位容積/単位の設定が必要です。
購入オーダーに関する制約は、品目保存期限の制限とは、両立できません。仮に購入オーダー制約と保存期限の両方が設定された場合は、購入オーダー推奨値は、保存期限から計算せず、購入オーダー制約から計算します。

在庫KPIのためのデータ

期待欠品在庫、期待過剰在庫、粗利益率やその他測定基準といった重要在庫指標(KPI)の計算ができます。これらの計算には、下記の一覧表にあるデータの1つが必要です。

データ名 説明 データタイプ
在庫金額/単位 品目在庫1単位の収支評価額です。基本通貨の設定が必要です。これは下記の品目購入単価よりも適切です。 浮動小数点
品目購入単価 購入先通貨で設定された品目の最新の購入価格です。

品目購入単価は、推奨購入オーダー明細の金額計算にも利用されます。(年次売上金額、翌年次売上金額やその他の)いくつかのKPIは、販売価格/単位または販売価格/オーダーを必要とします。

購入先通貨が設定されない場合、品目購入単価基本通貨で設定されたと解釈されます。

購入先情報

下記の一覧表にて、設定可能な購入先情報を説明します。

データ名 説明 データタイプ
購入先コード 購入先のIDです。 文字列
購入先通貨 購入オーダーの通貨です。
購入先品目コード ユーザーの 品目コードに対応する購入先の在庫リストの品目コードです。購入オーダーを購入先品目コードにて購入オーダーを作成できます。
品目購入単価購入先通貨をインポートしても、在庫金額/単位をインポートしない場合、粗利益率交差比率は計算されません。

2段階計画

2段階計画ができます。

単一の物流センター (DC)を持つ場合、追加データを必要とせずに、DC 設定内にある必要なオプションを設定ができます。しかしこの場合は、複数の地点のなかで1つの地点だけが購入先から直接供給される状況を考慮する機能は一切利用されません(つまり、DCは意図的に利用されないことになります。)。

複数のDCを持つ場合、データベース 接続で複数のDCのインポートと設定ができます。この場合:

  • 追加情報が必要です(下記)。
  • 物流センターは常に有効となり、設定地点コントロールは無効になります。
  • 購入先からの在庫を直接保管できる地点を考慮する能力があります。
  • DC 設定内のオプションは、ユーザーが管理するすべてのDCに一括して適用されます。

インポートできる物流センターの数には制限がなく、特定の物流センターから供給を受ける地点を品目別に設定できます。これには、(地点DC名品目コード)の3つの組み合わせで設定が必要です。例えば、(西日本西日本 物流センターダークチョコレート) の3つの組み合わせは、物流センター:西日本 物流センターは、品目:ダークチョコレートを地点:西日本に供給することを意味します。

物流センター - 地点 の関係は、2つの制限があります。:

  • 2つ(またはそれ以上)の物流センターは、同じ品目を同じ地点に供給できない4)
  • 物流センターは他の物流センターに供給できない、つまり物流センターと地点の関係だけが設定可能

この関係の設定は、品目情報クエリDC名が必要です。DC名は、上記で説明した(地点DC名品目コード)の3つの組み合わせのDC名になります。

この時点で、GMDH Streamlineに関係を正しく設定できるクエリを説明できます。

上記で説明しましたが、3つの組み合わせを設定するには、品目情報クエリに次の3つのデータ列が必要です。: 地点DC名品目コード。下記の一覧表にて、クエリが用意すべき、レコード例を表示します。

地点 DC名 品目コード
A DC1 Item1
DC1 NULL Item1

各物流センター - 地点 - 品目 の関係に対して、一覧表はクエリが2レコード返す必要があることを示しています。第1レコードは、物流センター:DC1から地点:Aへのリンクを表し、Item1DC1から地点:Aへ供給されます。第2レコードは、DC1Item1を保存する地点として宣言しています。

ある品目が物流センターを経由せずに購入先から直接地点に供給される状況を設定するには、クエリは下記の一覧表に表示されているレコードが必要です。一覧表は例となるレコードを表示します。

地点 DC名 品目コード
B NULL Item1

下記の図で用意されている例を考えます。

この場合、クエリは下記の一覧表にあるレコードが必要です。

地点 DC名 品目コード
A NULL Item1
B DC1 Item2
C DC1 Item3
C DC2 Item4
DC1 NULL Item2
DC1 NULL Item3
DC2 NULL Item4

資材所要量計画

部品表情報は、製品品目の構成部品を表示します。構成部品は、中間品目(製造を目的とした中間階層に位置する)や材料品目(製造の最下位に位置する)と考えることができます。インポートできる組み立ての階層数には、制限がありません。

GMDH Streamlineは、バッチ生産の部品表をサポートしています。言い換えると、部品表は製品品目の生産数量に利用される構成部品とその数量を記載します5)

下記の一覧表にて、資材所要量計画に必要なデータを説明します。

データ名 説明 データタイプ
製品品目コード 製品品目または組立品目のコード。 String
材料品目コード 材料品目コードまたは構成部品品目コード。
材料数量/バッチ 製品品目のバッチ数量を生産するための材料または構成部品の数量 Integer
製品バッチサイズ (任意) 製品品目のバッチ数量、言い換えると生産数量です。 設定されない場合、デフォルトとして1が設定されます。

保存期限を持つ品目の計画

保存期限を持つ品目の計画ができます。状況に応じて、インポートできるデータが異なります(下記の一覧表を参照)。

データ名 説明 設定 データタイプ
保存期限 期間 品目が在庫として存在可能な期待時間です。保存期限をインポートするには、2つのオプションがあり、単位に依存します。 データ集計期間 浮動小数点
保存期限 日数 日数
最小保存数量 保管に必要な単位の最小数量です。このパラメータは、一般に小売業で利用されます。計算された安全在庫がこの値より小さくなったとしても、GMDH Streamlineにこの数量を維持させます。 整数

分解済みキット品目の計画

キット品目6)を在庫に持ち、それらの構成部品別に予測や計画を立案したい場合、 この情報をから自動的にキット品目を分解します。下記の一覧表にて、必要なデータを説明します。

データ名 説明 データタイプ
材料品目コード キット品目の構成部品品目コードです。 文字列
構成部品の数量 キット品目に必要とされる構成部品の数量です。 整数
キット品目コード キット品目の品目コードです。 文字列

ユーザーのデータベースとの接続

この節では、データベース 接続の一般的な機能を説明します。データベースへの接続方法、データベース内のテーブルの内容を読み込む方法を学びます。

メニューよりファイル > 新規 > データベース 接続を開きます。データベース接続で、ODBC ドライバまたはMySQL ドライバのどちらを利用するかにより、ダイアログが変わります。

ODBC

ODBC データソースとの接続方法は、次の3つがあります。:

  • GMDH Streamlineが、システムで利用可能なODBC接続設定を自動で取得し、データソース 名コントロールのドロップダウンリストに表示します。事前に設定済みの場合、対象のデータベース接続設定を選択します。

  • 新規作成…ボタンをクリックして、データベースへの接続文字列を作成します。

ドライバ選択後、データベース(またはデータファイル)接続設定ダイアログが表示されます。ダイアログにログインユーザー情報を入力します。ダイアログにて作成された接続文字列が、データソース 名フィールドに設定されます。

GMDH Streamlineが、接続文字列を作成するためのツールを見つけられない場合、次のメッセージを表示します。“このドライバは、インタラクティブに接続文字列をビルドできません。”対象のドライバのドキュメントを参照し、ユーザーが接続文字列を作成します。
  • ユーザーが接続文字列をデータソース 名フィールドに入力します。接続文字列にログイン情報を含めないこともできます。この場合、ユーザー名パスワードを各フィールドに入力します。

MySQL

ホスト は、MySQLサーバーのIPアドレスまたはドメイン名またはLAN名のいずれかです。

ポート は、MySQLサーバーが利用しているポートです。

データベース は、接続するデータベースの名前です。

ODBC ドライバを利用したMySQL データベースの接続と比較して、MySQLオプションの利用は、かなり高速です。

データベースのアカウントユーザー情報(ユーザー名パスワード)を入力します。

データベースのテーブルの読み込み

データベース内のテーブル一覧を取得するには、 読み込みボタンをクリックします。テーブル一覧が、ダイアログの右側に表示されます。

テーブルの内容を表示するには、一覧内の対象テーブル名をダブルクリックします。テーブル内のデータが、ダイアログの下側に表示されます。

インポートクエリ

データをインポートするには、クエリを利用します。この節では、データインポートに利用されるクエリを説明し、次にクエリがインポートできるデータを説明します。

データベース 接続ダイアログには、取引品目情報などの複数のタブがあります。各タブは、各タブ内のメインフィールドに入力されたクエリを実行し、特定のデータをインポートするように設計されています。取引クエリは必須ですが、他のクエリは任意です。下記の一覧表は、クエリとインポートに必要なデータの対応表です。

クエリ(タブ) 需要計画 在庫計画
取引

取引データ:

  • 日付
  • 品目コード
  • 販売数量
  • 地点またはチャネル
  • 販売価格/単位または販売価格/オーダー
  • オーダー利益

取引データ:

  • 手持ち在庫(残り数量)または手持ち在庫 更新
非推奨データ: 品目説明、 品目分類、 地点分類、 積送在庫、 予定日、 リードタイム、 リードタイム分散、 オーダーサイクル、 オーダー丸め、 最小ロット、 最大ロット 購入先コード、 購入先通貨、 保存期限 期間、 品目購入単価、 在庫金額/単位, 品目情報フィールド
品目情報
  • 品目コード
  • 地点またはチャネル
  • 品目分類
  • 地点分類
  • 品目説明
  • 品目情報フィールド
  • 最終 手持ち在庫
  • オーダーサイクル
  • リードタイム
  • DC名
  • リードタイム分散
  • 安全在庫期間数
  • 最小ロット最大ロットオーダー丸め
  • 購入先最小数量購入先最小重量購入先最小容積購入先最小コスト
  • 重量/単位容積/単位
  • 在庫金額/単位
  • 品目購入単価
  • 購入先コード購入先通貨購入先品目コード
  • 保存期限 期間保存期限 日数
  • 最小保存数量
非推奨データ: 積送在庫、予定日、受注残数量
積送在庫 積送在庫情報
受注残 受注残情報
在庫 (期間) 欠品日数情報
部品表 部品表データ
置換 キット品目データ
在庫計画の立案には、上記のテーブルの2カラム(需要計画在庫計画)のデータを両方が必要です。

上記の一覧表では、非推奨データを表示しています。非推奨データは、通常であればクエリ経由でインポートすべきではないデータを示しています。これらデータをインポートするには、非推奨データを利用せずに、専用に設計されたクエリを利用することを強くお勧めします

最終 手持ち在庫は、取引クエリからインポートできます。これは、取引データ手持ち在庫 更新データが与えらた場合に限り、インポートできます。この限られた状況では、最終 手持ち在庫は、手持ち在庫カラム経由でインポートされます。この機能は用意されていますが、品目情報クエリにて最終 手持ち在庫をインポートすることを強くお勧めしますします。

積送在庫情報が、1つの品目(もしくは、品目-地点)につき1トランザクションに限り、取引クエリ、または品目情報クエリを積送在庫情報積送在庫予定日インポートオプションとして利用できます。しかしながら、1つの品目に1取引のみという状況は非常に限定的であり、これらの列は互換性のために残されいて、利用は推奨されていません。積送在庫情報をインポートするためには、一般的には積送在庫クエリの利用を強くお勧めします。

特殊な場合

この節では、稀に発生する非常に特殊な場合のデータインポート機能を説明します。説明していますが、上記の一覧表に従いデータをインポートすることを強くお勧めします。

品目情報クエリがない

品目情報クエリがない場合、(非推奨データを参照) 取引クエリからすべての必要な情報をインポートできます。

品目情報クエリに地点情報がないが、取引クエリに地点情報がある場合

この特殊な場合では、 地点状況(最終 手持ち在庫受注残数量積送在庫予定日)を除く、すべてのフィールドを 品目情報クエリを使ってインポートできます。地点状況の情報は、他のクエリを経由して取得します。例えば、最終 手持ち在庫受注残数量取引クエリを利用し、積送在庫予定日積送在庫クエリを利用します。

これらの特殊な場合では、 GMDH Streamlineは在庫一覧を知ることができません。データ更新ボタンを利用したプロジェクト更新時は、更新前の在庫一覧を削除しないため、結果として計画品目は削除されません。オーダーリスト 接続は例外ですが、他のすべての(データベース 接続も含めた)データ接続では、更新されたデータに登場しない計画品目は削除されます。

インポート オプション

インポートプログラムは、 タイムスタンプのグループ化 オプションを利用して、(日、週、月)期間のタイムスタンプを自動的に集計します。需要予測や購入計画や他のレポートを月単位で確認する場合、月単位でデータをグループ化します。

次から開始オプションは、月単位または週単位のグループ化に利用され、タイムスタンプのグループ化パラメータによってオプションが変わります。タイムスタンプを月単位でグループ化する場合、次から開始パラメータにて、グループ化したい月の開始日を選択します7)タイムスタンプのグループ化オプションを‘’に切り替えた場合、週の開始曜日を選択します。

ユーザーデータのインポート

この節では、データベース 接続ダイアログを利用したデータインポート方法を説明します。次の手順に従い、データインポートします。:

  1. メニューよりファイル > 新規 > データベース 接続 を開きます。
  2. 接続の作成にて、ユーザーのODBC データソースに接続します。
  3. 取引タブなど設定クエリタブを選択します。
  4. 選択タブのメインフィールドにクエリを入力します。
  5. プレビューボタンをクリックして、クエリを実行します。
  6. クエリ結果の列を関連付けます。

ダイアログ下側のプレビューテーブルは、ヘッダ行の下にドロップダウンリストを表示する特別な行があります。ドロップダウンリストは、対応するタブ内でGMDH Streamlineがインポートできるデータが表示されます。各項目の説明は、インポート可能なデータ セクションにあります。正しくデータインポートするには、ユーザーのデータとドロップダウンリストのオプションを関連付けます8)

7. 手順3から手順6をすべてのクエリにて繰り返します。
8. インポート オプションを設定し、 OK をクリックします。

次の節では、各クエリの仕様について説明します。

取引

このクエリは、取引データをインポートするために利用されます。販売取引一覧は、販売取引日で降順で並べます

資材所要量計画の立案の場合、取引クエリは、販売取引の品目だけではなく、組み立てに影響を与える品目の手持ち在庫が必要です。

品目情報

このクエリは、計画品目に関する追加情報を取得します。

このクエリは、インポートされた計画品目のフィルターとして利用できます。他のクエリにて取得済みの計画品目であっても、このクエリにて取得された計画品目のみがインポートの対象となります。
このクエリで用意されるレコードは、計画品目 IDにて一意のデータが必要です。地点(またはチャネル)を利用しない場合、品目コードが一意のデータですが、それ以外の場合(品目コード地点)または(品目コードチャネル)の組み合わせが一意のデータとなります。

分類のインポート

ある特定の列でドロップダウンリストから品目分類選択された直後に、このオプションは品目分類 2に変更されます、これを選択すると同様に品目分類 3に変更されます。これらの連続がGMDH Streamlineの分類階層を構成します。言い換えると、品目分類の小分類が品目分類 2であり、品目分類 2の小分類が品目分類 3となり、これが繰り返されます。地点分類のインポートでもこの振る舞いが適用されます9)

2018/02/28 13:44 · admin

積送在庫

このクエリは、積送中品目に関するデータを取得します。

受注残

このクエリは、未完了販売オーダーやバックオーダーに関するデータを取得します。

置換

GMDH Streamlineは、データインポート中の置換ができます。キット品目を分解する必要があり、構成部品だけを対象とした需要予測と資材調達計画が必要な場合に、置換を利用します。キット品目は、置換ルールに従い構成部品に置換されます。置換ルールは次のように設定します。:

<キット品目コード><構成部品の数量><材料品目コード>

クエリの結果は、置換ルールの組み合わせで構成されています。下記のように、列順序は置換ルールに従います10)11)

部品表情報

このクエリは、部品表データを取得します。

在庫 (期間)

このクエリには、各計画品目別に与えられた日付の最新の取引後の手持ち在庫を取得します。クエリは、本体部分に:dateマークの設定が必要です。このマークはクエリのパラメータで、クエリが実行される特定の日付で置き換えられます。

このクエリの内容と機能を理解するため、下記の図の例を考えます。

クエリに関係しているテーブルは、次のようになります。

Transactionsテーブルは、手持ち在庫に影響を与えるすべての 取引が含まれています。Transactionsテーブルの列の説明は、次のようになります。:

  • item_id は、品目テーブルに定義されている品目IDです。
  • location_id は、地点テーブルに定義されている地点IDです。
  • remainder は、特定の取引後の手持ち在庫です。
  • trn_date は、取引日付です。
このクエリは、次の順序の列が必要です。: 1) 品目; 2) 地点; 3) 手持ち在庫
地点を利用しない場合、2番目の列は空の文字列またはNULLを設定します。

データ更新 (最新の変更のみインポート)

1回目の販売オーダーのインポートは、すべてインポートします。2回目以降は、すべてインポートする必要はありません。前回からの変更点だけをインポートできれば効率的です。GMDH Streamlineでは、取引クエリで利用されている :startdate パラメータを設定し、変更部分を指定できます。

例となるクエリを次に掲載します。:

SELECT [Posting DATE] AS [DATE],
       IIF (e.[Entry TYPE] = 1, -e.Quantity, 0) AS [Quantity],
       i.[No_] AS [Item code]
       FROM dbo.[CRONUS International Ltd_$Item Ledger Entry] AS e
       INNER JOIN dbo.[CRONUS International Ltd_$Item] AS i 
       ON i.[No_] = e.[Item No_]
       WHERE i.[No_] IN 
 (
 SELECT i.[No_]
 FROM dbo.[CRONUS International Ltd_$Item] AS i
 WHERE Blocked = 0
 ) AND [Posting DATE] >= ':startdate';

このクエリからすべての販売履歴をインポートするには、次の日付からインポート パラメータを最古の販売履歴よりも過去に設定します。プログラム ツールバーの データ更新ボタンをクリックすると、最新の変更だけをインポートできるようにstart dateが計算されます。クエリ内の :startdate パラメータは、計算後の日付で置換され、クエリが実行されます。

エクスポートクエリ

データベース 接続では、クエリを実行し、ユーザーのデータベースに推奨購入オーダーをエクスポートできます。データベース 接続ダイアログにある、定期のエクスポートタブにクエリの設定が必要です(下記の図を参照)。

このクエリでは、4つのマークが利用できます。これらのマークは、クエリ実行時に対応データで置換されます。下記の一覧表にて、マークと置換の関係を説明します。

マーク 置換 置換元
:itemcode 品目コード または
購入先品目コード
購入オーダープレビューダイアログ
:location 地点
:orderqty 数量
:minpoint 発注点 在庫レポート
購入先品目コードをインポートした場合、:itemcodeマークの置換は、品目コードではなく、購入先品目コードを置換が利用されます。

購入オーダープレビューダイアログにある作成ボタンのクリックすると、マークが置換され、クエリが実行されます。ダイアログでチェックされた各オーダー行で、これが繰り返されます。

データベース 接続ダイアログの下側にあるテスト セクションでは、次のフィールドに入力されたデータを利用し、ユーザーのクエリのテストができます: 品目コード地点発注量発注点実行ボタンをクリックし、テストします。


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1)
翻訳者注釈: 地点を例に説明する場合、SQLにて地点の値をNULLまたは空の文字列とした場合、地点に空の文字列が設定され、GMDH Streamlineでは地点が利用されません。言い換えると、地点を利用する場合、NULLまたは空の文字列以外の設定が必要です。
2)
翻訳者注釈: 1単位当たりの利益ではなく、1回の取引で発生する利益です。
3)
翻訳者注釈: 他のクエリには追加できません。
4)
翻訳者注釈: ある地点にある品目を供給できるのは、物流センター数は1つだけです。上記の3つの組み合わせでは、品目:ダークチョコレートを地点:西日本に供給できるのは、物流センター:西日本 物流センターのみになります。
5)
翻訳者注釈: 製品品目の数量は1である必要はありません。製品品目を12単位作成するための構成部品とその数量を設定できます。
6)
翻訳者注釈: セット商品、アソート、アソート品などと呼ばれることもあります。お菓子の詰め合わせなどが実例です。
7)
翻訳者注釈: グループ化したい月の開始日が20日(終了日が翌月19日)の場合、20を設定します。
8)
翻訳者注釈: インポートしない列には、ドロップダウンリストから空欄を選択します。
9)
翻訳者注釈: 階層を再構成するには、最下層の小分類に空欄を設定し、これを繰り返します。
10)
翻訳者注釈: このタブではドロップダウンリストはありません。
11)
翻訳者注釈: 構成部品の数量は、数値は整数です。
ja/database-connection.txt · Last modified: 2019/03/22 16:46 (external edit)