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Documentation for Streamline 4.x

ユーザーガイド

1. 一般的な情報

2. スタートアップ

3. データ接続

4. 需要予測と販売予測

5. 在庫計画

6. 参照

ja:database-connection-exporting-data

3.4.3. データエクスポート

データベース 接続では、GMDH Streamlineの結果をユーザーのデータベースにエクスポートできます。この文章では、次の方法を説明します。:

購入/補充推奨値のエクスポート

データベース 接続では、SQL クエリを実行して、補充オーダーをユーザーのシステムにあるデータベースにエクスポートできます。このSQL クエリは、データベース 接続 ダイアログにある定期のエクスポートタブに設定します(下記の図を参照)。

SQL クエリで利用できる5つのマークがあります。マークはSQL クエリ実行時に対応データに置き換えられます。下記の一覧表で、マークと置換を紹介します。

マーク 置換 置換元
:itemcode 品目コード または
購入先品目コード
計画オーダープレビューダイアログ
:orderqty 数量
:location 地点
:dcsource 物流センター 在庫計画タブ
:minpoint 発注点

:location:dcsource:minpoint マークは、任意です。これら任意のマークは、マークに対応した場合に応じて利用されます。例えば、ユーザーのプロジェクトにいくつかの物流センターが定義されている場合、:dcsourceマークを利用し品目の供給元として利用できます。:dcsourceマークを置換した結果がある場合は、行は補充オーダーになりますが、空となる場合は、行は購入オーダーになります。

購入先品目コードをインポートした場合、 ':itemcode' マークは、品目コードではなく購入先品目コードに置換されます。

計画オーダープレビューダイアログにある作成 ボタンがクリックされたときに、SQL クエリ内のマークの置換が行われ、そのSQL クエリが実行されます。ダイアログにあるチェックが付いた1行につき1回のSQL クエリが実行されます。

テストセクションでは、セクションにあるフィールドに入力されたデータを利用し、SQL クエリのテストができます。SQL クエリの中のマークは、ユーザーの入力データに置換されます。実行 ボタンをクリックして、テストします。

需要予測、購入金額、予測在庫水準のエクスポート

次のエクスポートができます。:

上記のレポートはすべて単一のSQL クエリでエクスポートできます。エクスポートしたいレポートを1つ(あるいは組み合わせで)選択できます。

次の列で構成される行をエクスポートできます。:

  • 品目コード
  • 地点
  • 予測日付 – GMDH Streamline 5.x.xを利用している場合、エクスポートを実施した日付1)です。GMDH Streamline 4.x.xを利用している場合、予測の予測時点日付です。
  • 予測期間 開始日 – 現在エクスポートしたデータ集計期間 (もしくはより長い期間)の開始日。
  • 予測期間 終了日 – 今回エクスポートした期間の終了日。
  • 需要予測 – 今回エクスポートした期間の最終予測。
  • 購入計画 – 今回エクスポートした期間の開始までにオーダー(補充オーダーあるいは購入オーダー)すべき推奨数量。
  • 予測在庫 – 今回エクスポートした期間の終了時点の在庫水準。
  • 予測売上金額 – 今回エクスポートした期間の予測売上金額。

これらのデータは、ユーザーのデータベースのテーブルに保存されます。テーブルがない場合、作成が必要です。下記は、テーブル作成するSQL クエリ例です。

CREATE TABLE [dbo].[export_forecast_report](
	[item_code] [nvarchar](250) NOT NULL,
	[location] [nvarchar](250) NULL,
	[forecast_date] [smalldatetime] NULL,
	[period_start_date] [DATE] NULL,
	[period_end_date] [DATE] NULL,
	[demand_forecast] [INT] NULL,
	[purchase_plan] [INT] NULL,
	[inventory_projection] [INT] NULL,
        [projected_revenue] [DECIMAL](18, 3) NULL,
)
GO

このSQL クエリは、ファイルとしてダウンロードできます。この例では、エクスポートできるすべての列が定義されています。

テーブル作成後の次の手順は、作成したテーブルにエクスポートするSQL クエリの作成です。エクスポート用のSQL クエリでは、特定のデータ要素をエクスポートできる複数のマークを利用できます。マークは対応するデータに置換されます。置換元を次の一覧表に紹介します。

マーク 置換 置換元
:itemcode 品目コード 在庫計画タブ
:location 地点
:forecastdate 現在の日付 OSシステム
:startdate 期間開始日 イベントモデル
:enddate 期間終了日
:forecast レポート内の対応するセルの値 最終予測レポート
:purchaseplan オーダー計画
:invprojection 予測在庫レポート
:projrevenue 予測売上金額レポート

下記は、レポート内のすべてのデータをエクスポートするSQL クエリ例です。

INSERT INTO export_forecast_report (
[item_code], 
[location], 
[forecast_date], 
[period_start_date], 
[period_end_date],
[demand_forecast], 
[purchase_plan], 
[inventory_projection],
[projected_revenue])
VALUES (
:itemcode, 
:location, 
:forecastdate, 
:startdate, 
:enddate, 
:forecast, 
:purchaseplan, 
:invprojection,
:projrevenue
);

このSQL クエリは、ファイルとしてダウンロードできます。このSQL クエリは、事前に作成されたテーブルにデータを追加する想定で設計されています。

次に、予測在庫のエクスポート タブにて、SQL クエリを追加します(下記の図を参照)。

計画オーダーのエクスポートを実行オプションは、計画オーダープレビューダイアログ作成 ボタンのクリックがSQL クエリの実行条件です2)

テストセクションでは、セクションにあるフィールドに入力されたデータを利用し、SQL クエリのテストができます。SQL クエリの中のマークは、ユーザーの入力データに置換されます。実行 ボタンをクリックして、テストします。

最後に、保存 ボタンをクリックします。

レポートをエクスポートするには、

  1. 在庫計画タブを選択します。
  2. ツールバーにあるテーブルのエクスポートボタンの隣にある小さな黒い三角形をクリックします。
  3. ドロップダウンからデータベースにエクスポート オプションを選択します(下記の図を参照)。

在庫計画テーブルのエクスポート

在庫計画タブのすべての品目フィルターにあるレポート全体は、ほぼすべてのレポート部分をデータベースにエクスポートできます。ただし、この機能は下記のレポート部分はエクスポートしません。:

  • 購入計画全体
  • 需要予測 セクション
  • 予測在庫水準 セクション

レポートは、予測在庫のエクスポートタブを利用してエクスポートします。この節では、レポートできる部分を紹介します。

これらのデータは、ユーザーのデータベースのテーブルに保存されます。テーブルがない場合、作成が必要です。下記は、テーブル作成するSQL クエリ例です。

CREATE TABLE [dbo].[export_inventory_report](
	[item_code] [nvarchar](250) NOT NULL,
	[item_description] [nvarchar](250) NULL,
	[location] [nvarchar](250) NOT NULL,
	[distribution_center] [INT] NULL,
	[bom_type] [nvarchar](250) NOT NULL,
	[supplier] [nvarchar](250) NOT NULL,
	[model_type] [nvarchar](250) NULL,
	[inventory_on_hand] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[on_hand_supply_days] [INT] NULL,
	[on_hand_supply_month] [INT] NULL,
	[backorder] [INT] NULL,
	[in_transition] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[leadtime] [INT] NULL,
	[order_cycle] [INT] NULL,
	[min_lot] [INT] NULL,
	[max_lot] [INT] NULL,
	[rounding] [INT] NULL,
	[service_level] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[minimum_display_quantity] [INT] NULL,
	[safety_stock] [nvarchar](250) NULL,
	[debt_received] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[debt_accumulated] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[debt_passed] [INT] NULL,
	[shelf_life] [INT] NULL,
	[shelf_discard] [INT] NULL,
	[purchase_price] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[gross_margin] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[turn_earn_index] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[note] [nvarchar](250) NOT NULL,
	[order_now_quantity] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[order_now_net_order_quantity] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[order_now_excess_order] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[order_now_purchase_value] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[order_now_days_of_supply] [INT] NULL,
	[order_now_margin] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[next_order_by] [DATE] NULL,
	[dc_fill_rate] [DECIMAL](18, 3) NULL,
	[reorder_point] [INT] NULL,
	[reorder_amount] [INT] NULL,
	[stockout] [INT] NULL,
	[overstock] [INT] NULL,
	[write_offs] [INT] NULL,
)
GO

このSQL クエリは、ファイルとしてダウンロードできます。

テーブル作成後の次の手順は、作成したテーブルにエクスポートするSQL クエリの作成です。エクスポート用のSQL クエリでは、特定のデータ要素をエクスポートできる複数のマークを利用できます。マークは対応するデータに置換されます。置換元を次の一覧表に紹介します。

マーク 置換 置換元
:itemcode 品目コード 在庫計画タブのテーブル
:itemdescr 説明
:bomtype 製造状態
:distcenter 物流センター
:supplier 購入先
:modeltype モデルタイプ
:onhand 手持ち在庫
:dcfillrate DC 充足率
:ohsupplydays 在庫日数
:ohsupplymonth 在庫月数
:backorder 出荷
:intransition 入荷
:leadtime リードタイム 日数
:ordercycle オーダーサイクル 期間
:minlot 最小ロット
:maxlot 最大ロット
:rounding 丸め
:servicelevel サービス率
:minshelf 陳列数量
:shelflife 保存期限 期間
:shelfdiscard 保存期限超過 %
:safestock 安全在庫
:purchaseprice 購入単価
:margin 粗利益率
:debtreceived 安全在庫負債 受入
:debtaccumulated 安全在庫負債 累計
:debtpassed 安全在庫負債 払出
:turnearn 交差比率
:qty 今回のオーダー 数量
:posupplydays 今回のオーダー 在庫日数
:pomargin 今回のオーダー 粗利益率
:netorder 今回のオーダー 正味オーダー
:excessorder 今回のオーダー 過剰オーダー
:purchasevalue 今回のオーダー
:nextorderby 次回オーダー日付
:reorderpoint 発注点
:maxinventory 最大在庫
:stockout 欠品
:overstock 過剰在庫
:writeoff 減価償却

下記は、在庫計画タブのテーブルすべての列をエクスポートするSQL クエリ例です。

INSERT INTO [dbo].[export_inventory_report](
	[item_code] ,
	[item_description],
	[location],
	[distribution_center],
	[bom_type],
	[supplier],
	[model_type],
	[inventory_on_hand],
	[on_hand_supply_days],
	[on_hand_supply_month],
	[backorder],
	[in_transition],
	[leadtime],
	[order_cycle],
	[min_lot],
	[max_lot],
	[rounding],
	[service_level],
	[minimum_display_quantity],
	[safety_stock],
	[debt_received],
	[debt_accumulated],
	[debt_passed],
	[shelf_life],
	[shelf_discard],
	[purchase_price],
	[gross_margin],
	[turn_earn_index],
	[note],
	[order_now_quantity],
	[order_now_net_order_quantity],
	[order_now_excess_order],
	[order_now_purchase_value],
	[order_now_days_of_supply],
	[order_now_margin],
	[next_order_by],
	[dc_fill_rate],
	[reorder_point],
	[reorder_amount],
	[stockout],
	[overstock],
	[write_offs])
VALUES (
:itemcode, 
:itemdescr, 
:location, 
:distcenter,
:bomtype,
:supplier,   
:modeltype, 
:onhand, 
:ohsupplydays , 
:ohsupplymonth, 
:backorder, 
:intransition, 
:leadtime, 
:ordercycle, 
:minlot, 
:maxlot, 
:rounding, 
:servicelevel,
:minshelf,   
:safestock, 
:debtreceived, 
:debtaccumulated,
:debtpassed, 
:shelflife, 
:shelfdiscard,  
:purchaseprice, 
:margin, 
:turnearn, 
:note,  
:qty,
:netorder, 
:excessorder, 
:purchasevalue, 
:posupplydays,
:pomargin,
:nextorderby,
:dcfillrate,
:reorderpoint,
:maxinventory,
:stockout,
:overstock,
:writeoff
);

このSQL クエリは、ファイルとしてダウンロードできます。

ここで、在庫レポートのエクスポートタブにデータを追加するクエリです(下記の図を参照)。

マークの挿入ボタンを使い、テーブルの対象となる列に対応するマークを追加します。マークの一覧を確認するには、ボタンの隣にある小さな黒い三角形をクリックします。マークの追加は、この一覧から対象列を選択します。

計画オーダーのエクスポートを実行オプションのチェックは、計画オーダープレビューダイアログ作成 ボタンをクリック時のSQL クエリの実行条件です3)

テストセクションでは、セクションにあるフィールドに入力されたデータを利用し、SQL クエリのテストができます。SQL クエリの中のマークは、ユーザーの入力データに置換されます。実行 ボタンをクリックして、テストします。

最後に、保存 ボタンをクリックします。

  1. 在庫計画タブを選択します。
  2. テーブルのエクスポート ボタン of the ツールバーにあるテーブルのエクスポート ボタンの隣にある小さな黒い三角形をクリックします。
  3. ドロップダウンからデータベースにエクスポート オプションを選択します(下記の図を参照)。


次へ: 在庫管理システム

PDFダウンロード

1)
翻訳者注釈: 私たちの現在日付です。
2)
翻訳者注釈: 実行するためには、事前に各明細にチェックが必要です。
3)
翻訳者注釈: 実行するためには、事前にチェックが必要です。
ja/database-connection-exporting-data.txt · Last modified: 2020/09/26 11:58 (external edit)