ある品目を他の品目に置換する必要があるかもしれません。例えば、2つの品目は同等ですが、1つは旧版で廃番の予定があり、もう1つは新版の場合です。GMDH Streamlineでは、旧い品目の販売履歴や在庫情報を、新しい品目の履歴や情報に統合できます。
品目の置換は簡単です。置換には、2つの方法があります。第1の方法は、単一置換の作成です。第2の方法は、複数一括置換の作成です。
ここで、履歴が統合されます。
予測ボタンをクリックして、予測を更新します。
一括置換は、置換ルールを定義後、データ更新ボタンをクリックして適用します。次の手順に従い、一括置換します。:
ダイアログの説明やルールの定義方法は、下記にて説明します。
このダイアログには、ルールを表示する一覧表と、ルールを操作するボタンがあります。ルールには、次の2種類があります。: 削除ルールと置換ルールです。それぞれのルールは、テーブル内の1行に表示されます。
ルール作成には、2つの方法があります。第1の方法は、品目 > インポートから削除、または品目 > 置換 コマンドを利用します。一覧表に追加されたルールは、自動で適用されます。第2の方法は、 編集ボタンをクリック後に表示されるダイアログにて、ユーザー自身で一覧表を編集する方法です。一覧表に追加されたルールは、自動では適用されません。ダイアログを閉じた後に、データ更新ボタンをクリックすることで、ルールが適用されます。
定義したルールとその適用結果はプロジェクトに保存されますが、利用状況フラグは保存されません。そのため、再度プロジェクトを開いた場合、ダイアログの利用状況列には不明ラベルが表示されます。
一覧表説明
置換元品目コード列は、置換元品目コードもしくは削除品目コードを表示します。
利用状況列は、置換や削除の実行前は 不明 を表示し、実行後は はい または いいえ を表示します。実行後にルールが適用された品目がある場合 はい となり、ルールが適用された品目がない場合 いいえ になります1)。
置換先列は、置換ルールでは、置換元品目コードに対する置換先品目コードを表示します。削除ルールでは、‘削除’を表示します。
各ボタン
クリアボタンは、一覧表からすべてのルールを削除します。
削除ボタンは、一覧表から選択ルールを削除します。
編集ボタンは、一覧表内のルールを変更するために利用します。ボタンは、下に掲載されている一覧編集状態のダイアログを切り替えます。
次の文法に従い、ルールを入力します。:
<置換元品目コード>,<置換先品目コード>
<削除品目コード>
適用ボタンは、ルール一覧の変更を保存します。
元に戻すボタンは、一覧をこれまでの状態に戻します。