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ビデオ チュートリアル

Documentation for Streamline 4.x

ユーザーガイド

1. 一般的な情報

2. スタートアップ

3. データ接続

4. 需要予測と販売予測

5. 在庫計画

6. 参照

ja:explain-inventory-dialog

6.9.4. 在庫計算説明ダイアログ

在庫計算説明ダイアログは、計画品目を対象に品目の計画立案処理の表示と例示を目的にします。GMDH Streamlineが作成した購入オーダー、移動オーダー、資材所要量そして製造計画の背景とあるシミュレーションモデルの秘密を知ることができます。次のような複雑な場合の計画立案ロジックを理解するために役立ちます。:

  • 2段階計画
  • 資材所要量計画
  • 上記2つの組み合わせ

ダイアログの説明

次の手順に従い、在庫計算説明ダイアログを開きます。:

  1. 在庫計画タブを選択します。
  2. 調査対象の計画品目にカーソルを設定します。
  3. Ctrl + Eキーを入力する、または右クリック後の右クリックメニューから在庫計算説明を選択します。

在庫計算説明ダイアログが表示されます(下記の図を参照)。

このダイアログは、2つの部分で構成されています。上部は、選択している計画品目のプロパティを表示します。下部は、選択計画品目の入力データ(実際のイベント)とGMDH Streamlineのシミュレーションモデル(シミュレーションのイベント)の2つから発生するイベントがわかるテーブルを表示します。

このダイアログには、色分けがあり、予測在庫水準の背景にある計算の理解に役立ちます。

計画品目プロパティ

  • 品目は、品目の品目コードと説明を表示します。
  • 地点は、地点の地点コードと地点説明(利用可能の場合)を表示します。
  • 下層のエシェロンからの受入負債 (現在/最大)は、安全在庫負債について現在最大累積のそれぞれを表示します。現在安全在庫負債は、下層のエシェロンで計算され、現在のエシェロンに払出される安全在庫負債です。最大安全在庫負債と累積安全在庫負債は、現在のエシェロンで計算される安全在庫負債です。
  • 上層のエシェロンへの払出負債 (現在/最大)は、現在のエシェロンで計算される安全在庫負債の現在最大を表示します。現在安全在庫は、2段階モデルでは、上層のエシェロンへ払出されます。現在数量と最大数量は、2段階モデル内の各地点を対象に計算された数量です。
  • シミュレーション期間は、シミュレーションする期間数を表示します。シミュレーション期間数は、各計画品目で個別で、予測期間以上になります。購入計画予測在庫水準で計算と表示される必要なイベントをすべての得るために、GMDH Streamlineは、特定の期間数まで予測期間を延長します。各計画品目個別の期間数は、リードタイムとオーダーサイクルの組み合わせに依存します。

テーブル

  • テーブルの各列ヘッダーは、特定のイベントが発生した日付を表示します。左端の列ヘッダーの日付は、インポートされた最近の取引日付を表示します。この日付は、GMDH Streamlineのアプリケーション画面のタイトルにも表示されます。
  • 期間時刻は、テーブルヘッダに表示されている日付を数値でを表示します。期間時刻の0は、現在の期間の初日の開始時点を表します。
  • イベントは、シミュレーション内で発生したイベントを表示します。イベントは、データ集計期間を複数の小期間に分解する場合があります。テーブルヘッダに表示される日付は、小期間の終了時点を表します。各イベントには、個別のアイコンがあります。一覧表にて、アイコンとアイコンに対応するイベントを説明します。

アイコン イベント
GMDH Streamlineのシミュレーションから作成された推奨 移動オーダーまたは購入オーダーまたは 製造オーダー
GMDH Streamlineのシミュレーションから作成された計画オーダーの到着。
実際の購入オーダーまたは移動オーダーの到着。積送在庫詳細ダイアログの入荷タブから確認できます。
実際の販売オーダーの出荷。積送在庫詳細ダイアログの出荷タブから確認できます。
品目の減価償却(シミュレーション)。
データ集計期間の終了。
  • 需要予測は、各データ集計期間の最終需要予測を表示します。セル内の値は、期間の最初のイベントに対応します。
  • 製造予測は、下層のエシェロンから得る品目 (材料または中間品目)の消費の総計を表示します。例としては、2つの製品 品目に直接利用される1つの材料 品目を仮定します。GMDH Streamlineでは、これらの3つの品目の関係は2段階モデルで表現できます。このモデルでは、材料は最上層のエシェロンにあり、製品品目は最下層のエシェロンにあります。結果として、2つの製品品目の合計需要が、材料の製造予測になります。
  • 小期間内消費は、小期間内で発生する需要予測製造予測の合計を表示します。
GMDH Streamlineは、現在日付を含む過去の期間内の消費は考慮しません。
  • 安全在庫は、最初のオーダーサイクル期間以降に、計算された安全在庫がどのように利用されるのかを表示します。将来の期間の需要として安全在庫が決定される場合は、直前のオーダーサイクルと現在のオーダーサイクルの差1)として安全在庫を表示し、これをすべてオーダーサイクルを対象に繰り返します。
  • 減価償却は、シミュレーション期間中に、バッチコード別有効期限を原因として廃棄される在庫の数量を表示します。この行は、バッチコードをインポートした場合に動作し、減価償却数量を表示します。
  • 積送中オーダー行は、シミュレーション期間中の顧客への出荷される数量(負数)と地点での入荷される数量(正数)を表示します。積送在庫詳細ダイアログ入荷タブと出荷タブにある情報を利用します。ダイアログにある情報は、(シミュレーションされたイベントではなく)発生予定の実際のイベントです。
  • 在庫 + 積送在庫。この行の主な目的は、各オーダーサイクル期間の終了時点の残り手持ち在庫水準の計算と表示です。これらの最終的な数量に加えて、この行は、各オーダーサイクル内の手持ち在庫水準減少を表示します。各小期間終了時点の数量が表示されます。この行の計算を説明するため、色分けを利用します(下記の図を参照)。

  • 計画オーダー到着は、計画オーダーの到着を表示します。この行の数値は、計画オーダー行と強く関連していて、対応する計画オーダーの到着を表示します。計画オーダー行の空白ではないセルにカーソルを合わせると、関連する計画オーダーを色分けして強調表示します(下記の図を参照)。

  • 予測在庫は、各小期間終了時点の予測在庫水準を表示します。これは、在庫 + 積送在庫計画オーダー到着の合計です(下記の図を参照)。各データ集計期間の終了時点の数値は、予測在庫水準 レポートとなります。

  • 計画オーダーは、補充オーダー、購入オーダーまたは作業オーダーの作成するため、オーダー数量とオーダー時期に関する推奨値を表示します。
テーブルの左端の列は、過去の日付のオーダー作成(電子メールアイコン)を表示しますが、多少誤解を招きやすく、注意が必要です。シミュレーションを実行するための起点として利用されている期間時刻の0時点が、その原因です。この列のヘッダーの日付には、注目しないでください。GMDH Streamlineは、現在の日付に接する最初の列(期間または小期間)に対して計画オーダー 数量を常に計算します。

ボタンとオプション

ダイアログ右側にある上矢印ボタンと下矢印ボタンは、計画品目を進めたり、戻したりするナビゲーションができます。

製造詳細オプションは、部品表をもとに現在の計画品目と関連する下層のエシェロンのすべての品目を展開し、それらの製造予測を表示します。

色分け

次の一覧表で、色分けの凡例を紹介します。

  • 緑の数字は、計画オーダー行と予測在庫行の計算に利用される入力です。
  • 黒の数字は計算結果の数値です、入れ替わりで、次の計算の入力とみなすこともできます。

セルの背景色には、次の3つあります。:

  • の背景は、セル内の数値が計算の加算対象、減算対象を、それぞれ表します。
  • 灰色の背景は、互いに共依存しているセルを強調表示します。

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1)
翻訳者注釈: 安全在庫を増やす場合は正数が表示され、減らす場合が負数が表示されます。
ja/explain-inventory-dialog.txt · Last modified: 2020/09/28 12:44 (external edit)