User Tools

Site Tools


Sidebar

GMDH LLCのウエブサイトに戻る

ビデオ チュートリアル

Documentation for Streamline 4.x

ユーザーガイド

1. 一般的な情報

2. スタートアップ

3. データ接続

4. 需要予測と販売予測

5. 在庫計画

6. 参照

ja:filter-dialog

6.9.1 フィルターダイアログ

フィルターダイアログは、カスタムレポートのためにフィルター式を設定するために利用されます。GMDH Streamlineでは、非常に強力なフィルター式が作成できます。すべての品目 レポートにある列は、どの列でもフィルターに利用できます、また、1つのフィルター文の中では複数のオプションが利用できます。最大12個のフィルター文を持つ複合式を作成できます。

在庫計画タブまたは内部倉庫最適化タブまたは物流センター タブまたはレポートタブにて、カスタムレポートを作成できます。

次の手順に従い、フィルターダイアログを開きます。:

  1. 上記で説明したタブを1つ選択します。
  2. すべての品目 タブの一番左にある新規フィルター ボタンをクリックします(下記の図を参照)。

ダイアログの説明

  • ダイアログの最上位にあるテキストフィールドは、フィルターの名前、またはレポートの名前として利用されます。この名前は、新規作成されたタブのタイトルとして表示されます (下記の図を参照)。

  • テキストフィールド以下のコントロール行から、フィルター式を作成します。
  • クリアボタンは、フィルター式をクリアします。

フィルター式

フィルターまたはフィルター式は、基本式と構造演算子で構成されます。次が例です。:

(A OR B) AND C

ここで、

  • AとBとC – 真または偽になりえる基本式です。
  • 論理演算子であるORとANDと丸括弧 “(”, “)” – 構造演算子は式を構成します1)

次に、基本式は次の文法に従います。:

<列名><関係演算子><値>

下記の図は、フィルターダイアログの上記の部分を紹介します。

構造演算子

GMDH Streamlineのフィルターは、3つの構造演算子を実装します。AND 演算子OR 演算子は、論理演算子です。残りの'() AND ()' 演算子は、丸括弧演算子です。

フィルター名 フィールドの下の各行にて、基本式を作成します。各行の右端にあるXボタンは、その行の条件をクリアします。

例を考えます。

AND 演算子

下記の図に表示されているフィルターは、次の式と同等です。:

品目コード = 11 AND 品目コード = 22 AND 品目コード = 33

OR 演算子

OR 演算子は常にAND 演算子よりも優先度が低くなります。下記の図の例を考えます。

次の式と同等です。:

品目コード = 11 AND 品目コード = 22 OR 品目コード = 33 AND 品目コード = 44

ご覧のように、GMDH Streamlineは、インデントを最初に適用された文をグループ化します。

(品目コード = 11 AND 品目コード = 22) OR (品目コード = 33 AND 品目コード = 44)

'() AND ()' 演算子

この丸括弧演算子は、AND 演算子OR 演算子の適用順序を制御するために利用します。例えば、次の式を作成する場合です。

(品目コード = 11 OR 品目コード = 22) AND 品目コード = 33,

この場合、下記の図で表示されたフィルターの作成が必要です。

ただし、丸括弧演算子は1レベルでしか適用できません。つまり、ネストされた丸括弧(丸括弧の重ね)は現在では利用できません。例えば、次の式のフィルター条件は作成できません。

((A OR B) AND D) OR E.

基本式

基本式は、下記の文法があります。:

<列名><関係演算子><値>.

例:

品目タイプ = 材料

すべての品目レポートにある列は、どの列でも基本式に利用できます。GMDH Streamlineは、選択列で利用できるすべての値を表示します(下記の図を参照)。

列の種類(文字列または数値)に依存して、関係演算子の組み合わせは変わります(下記の図を参照)。

列の種類 演算子 説明
文字列 = 等しい
等しくない
NULL 空白
≠NULL 空白ではない
含む 列の値が、設定された文字列を含む
含まない 列の値が、設定された文字列を含まない
数値 = 等しい
等しくない
< 未満
以下
> より大きい
以上
NULL 空白
≠NULL 空白ではない

文字列の列では、文の中でカンマ(,)を使い複数の値を設定できます。これは、論理演算子の1つであるOR 演算子として扱われます。次が例です。:

品目タイプ = 製品,中間品目

値がカンマ(,)を含む場合、値を2重引用符““で囲みます。次が例です。:

説明 = Arm Boom,”Muesli box, 500 g”.


次へ: 積送在庫詳細ダイアログ

PDFダウンロード

1)
翻訳者注釈: 演算の優先順位を決定します。数式の丸括弧と同じで、次の2式は答えが違います。(2 + 3) * 4、2 + (3 * 4)
ja/filter-dialog.txt · Last modified: 2020/09/28 12:38 (external edit)