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ビデオ チュートリアル

Documentation for Streamline 4.x

ユーザーガイド

1. 一般的な情報

2. スタートアップ

3. データ接続

4. 需要予測と販売予測

5. 在庫計画

6. 参照

ja:kpis-report

6.8.3. KPIレポート

KPI (重要業績評価指標) レポートは、現在のプロジェクトのパフォーマンスの重要な指標を表示します。GMDH Streamlineは、さまざまな指標を計算します。大半の指標は、在庫計画処理を評価に利用されます。

下記の一覧表は、指標の簡単な説明を紹介します。

KPI 説明
在庫金額 保管されている品目の金額
在庫日数 現在の手持ち在庫 (積送中オーダーを含む)が、プロジェクト編集日から開始し、対応できる将来の需要の日数。 設定にてこの指標の表示単位を、単位または単位に切り替えられます。
予測過剰在庫金額 予測過剰在庫の金額
予測欠品在庫金額 予測欠品在庫の金額
滞留在庫金額 在庫の収支評価額。需要予測の結果から、予測期間に販売がない場合に計算されます。
回転率 回転率/年 直前12か月の在庫回転率
回転日数 在庫が1回転するために必要な日数
粗利益率 売上総利益率
交差比率 直前12か月の交差比率
年次総粗利 直前12か月の取引から得られた利益の合計
年次売上金額 直前12か月で平均された売上金額
翌年次売上金額 需要予測の結果から、将来の12か月の期待売上金額
購入金額 各計画品目の購入オーダーの金額

GMDH Streamlineは、次のKPIの計算方法を変更できます。

  • 在庫金額
  • 在庫日数
  • 予測過剰在庫金額
  • 予測欠品在庫金額
  • 滞留在庫金額

設定を変更することで、入荷数量を考慮できます。

2020/09/29 06:44

下記では、これらのKPIの詳細を説明します。

品目評価額に関連する指標

品目評価額に関連したKPIがいくつかあります。品目評価額は、在庫金額/単位データタイプまたは購入金額/単位 データタイプが利用されている特徴があります。2つのデータタイプのいずれも設定されない場合、空欄で表示されます。2つのデータタイプが同時に設定された場合、在庫金額/単位が、品目評価額として利用されます。

品目評価額に関連する指標は、次です。:

下記に計算方法を紹介します。

在庫金額

在庫金額指標は、保管されている品目の金額を表示します。集計スプレッドシート接続を利用して、 在庫金額を直接インポートしていない場合、次のように計算されます。:

在庫金額 = 品目評価額 * 手持ち在庫

予測過剰在庫金額

予測過剰在庫金額指標は、保管されている品目の予測過剰在庫の金額を表示します。次のように計算されます。:

予測過剰在庫金額 = 品目評価額 * 過剰在庫数量

滞留在庫金額

滞留在庫金額指標は、需要予測の結果から、予測期間中に販売がない品目で計算されます。 間欠需要モデルを利用する品目については、このKPIを計算しません。次のように計算されます。:

滞留在庫金額 = 品目評価額 * 手持ち在庫

粗利益率

粗利益率指標は、年次の品目売上総利益率です。この計算は、複利と次のような数式に基づきます。:

Gross~margin = (1 - itemValue * {inflationCoefficient ^ selloutTime} / averSalesPrice) * 100%,

inflationCoefficient = 1 + 利率,

selloutTime = (リードタイム + 回転日数) / 365.25,

ここで:

  • averSalesPrice – 直前12か月で計算された平均販売価格
  • リードタイムリードタイムまたはDC リードタイムで、品目があるエシェロンに依存します。
  • 利率 設定から取得された年間利率

年次総粗利

この指標は、直前の完全な12か月を対象とした取引の利益を集計します。利用できるデータにより、次の2つの計算方法があります。:

  1. データソースからインポートされた取引利益の合計
  2. 下記の式を利用した計算:

Annual~gross~profit = sum{t=1}{N}{(aver~sales~price_t - item~value)*sales_t}

ここで:

  • N – 12か月を構成するデータ集計期間数。
  • avg sales pricett番目の期間の平均販売単価。これは、販売価格/単位 データタイプがインポートされた場合に計算できます。
  • salestt番目の期間の販売数量。

最初の計算方法を優先して利用します。

予測欠品在庫金額

予測欠品在庫金額指標は、基本通貨での予測欠品在庫金額です。次のように計算されます。:

予測欠品在庫金額 = avg sales price * 欠品在庫数量

ここで、avg sales price は、現在の期間での平均販売単価。現在の期間で販売がない場合、直前の期間が利用されます。

回転率

在庫回転率は、特定の期間中にて品目の購入と売り切った回数を示します。数式は次のようになります。:

Turnover_period=sum{i=1}{N}{Sales_i}*K/sum{i=0}{K}{On~hand_i},

ここで:

  • N – 期間中の日数
  • Salesii日目の販売数量
  • K – 期間中の日数の中で、欠品がなかった日数
  • 手持ち在庫ii日目終了時点の手持ち在庫。データソースからインポートされた手持ち在庫 更新または手持ち在庫 (取引後に残っている手持ち在庫)から計算されます。

販売履歴が期間に満たない場合1)、次の数式を利用し、比例を適用します。

Sales_period = sum{i=1}{K}{Sales_i}* N/K,

ここで:

  • N – 期間中の日数
  • K – 販売履歴の日数
  • Salesii日目の販売数量

このレポートの回転率/年の列は、直前12か月の回転率を表示します。

交差比率

この指標は、直前12か月で累積された粗利益率を表示し、次のように計算されます。:

交差比率 = 粗利益率 * 回転率/年

この指標は、品目を順序付け、最も利益がある品目を見つけるために利用されます。

年次売上金額

この指標の計算方法を紹介します。品目の販売履歴が下記の図であると仮定します。

この場合に年次売上金額を計算するには、GMDH Streamlineは、販売が開始する前の需要が0となっているデータの読み飛ばしが必要です。読み飛ばしの結果、8か月の販売だけを考慮します。数式は次のようになります。:

年次売上金額 = 売上金額5月-12月 / 8 * 12

下記の図にある販売履歴の場合、すべての販売が考慮できます。数式は次のようになります。:

年次売上金額 = 売上金額1月-12月 / 12 * 12

ご覧のように、この指標は、直前12か月の販売履歴に依存します、そのため、非常に大きく変わることがあります。

現在の期間の売上金額データは、期間が完了した場合に限り考慮されます。したがって、 年次売上金額は最近の完全な12か月のデータを考慮します。

翌年次売上金額

予測期間が1年の場合、翌年次売上金額は次の12か月で合計された売上金額になります。予測期間が1年以外の場合、翌年次売上金額は、利用できるデータから比率で計算されます。例えば、データ集計期間が1か月の場合、この指標は、次のように計算されます。:

翌年次売上金額 = 売上金額n /n * 12

ここで:

  • nは、予測先の月数
  • 売上金額nは、将来のnか月間の売上金額合計

購入金額

この指標は、各計画品目別の合計購入金額を表示します。この指標は、今回の購入推奨値をもとに計算されます。集計ドロップダウンを使い、購入先でグループ化すれば、各購入先別の購入の合計金額を確認できます。


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1)
翻訳者注釈: 現在の期間が30日間であり、今日が20日目などの場合です。
ja/kpis-report.txt · Last modified: 2020/09/28 12:09 (external edit)