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ビデオ チュートリアル

Documentation for Streamline 4.x

ユーザーガイド

1. 一般的な情報

2. スタートアップ

3. データ接続

4. 需要予測と販売予測

5. 在庫計画

6. 参照

ja:quickbooks-connection-guide

3.5.7. QuickBooksからのデータ取得方法

この文章では、次を説明します。:

重要用語

QuickBooksでは複数の品目タイプを管理します。その中でも、在庫部品タイプと在庫組立タイプがあります。GMDH Streamlineには、この2つのタイプがインポートされ、GMDH Streamlineの品目として扱われます。

QuickBooksに複雑な在庫モジュールがあり、このモジュールを利用できるバージョンの場合、ユーザーは、QuickBooksで複数の拠点を利用できます。この場合、QuickBooksの拠点は、GMDH Streamlineの地点として扱われ、異なるデータ次元としてインポートされます。

ユーザーの在庫が、QuickBooksの副品目オプションの意味している階層を構成している場合、GMDH Streamlineは、QuickBooks内部のこのデータ階層を自動的にインポートし、品目分類を構成します。

品目が、QuickBooksの分類タイプの場合、GMDH Streamlineはこれらの品目の販売をインポートせず、分類タイプの品目は、品目分類としてインポートされることに注意してください。GMDH Streamlineでは、このような品目は需要計画できません。

インポートされるデータ

GMDH Streamlineにインポートされるデータは、在庫管理システム 文章にて、紹介されています。

必要なQuickBooksユーザー権限

ユーザーが管理している企業ファイルからデータをインポートするには、GMDH StreamlineはQuickBooksにアクセス承認が必要です(下記の図を参照)。QuickBooksの管理者アカウントで実行が必要ですが、1つの企業ファイルにつき1回の実行が必要です。承認後には、管理者アカウントではなく、他のユーザーで企業ファイルから繰り返し同期できます。データを同期するユーザーは、少なくとも下記のロールの設定が必要です。

データインポートワークフロー

GMDH Streamlineは、データインポートするため、ネイティブなQuickBooks APIを利用します。このAPIは、QuickBooks Foundation Classes libraryをもとにします。したがって、ダウンロードと、インストールが必要です。

ビデオ チュートリアルを見る(2:07)

 

1. QuickBooksを開き、1. QuickBooks し、インポートしたい企業ファイルを開きます(保存場所は、ローカルとネットワークの区別はありません)。

QuickBooksにて企業ファイルを開く場合、QuickBooksの管理者アカウントが必要です。

2. Launch Streamline on the same machine where QuickBooks is opened, go to the menu File > New > QuickBooks connection, navigate to the company file (which is still opened in QuickBooks), and click Open. The QuickBooks connection dialog opens (see figure below).

2. QuickBooksを実行しているPCでGMDH Streamlineを起動し、メニューよりファイル > 新規 > QuickBooks 接続 を開き、企業ファイルを指定し(QuickBooksが、企業ファイルを開いている状態です)、開くをクリックします。

3. QuickBooks 接続 ダイアログを設定します。

3.1. 開始日コントロールにて、インポート開始日付を入力または選択します。

3.2. タイムスタンプのグループ化コントロールにてデータ集計期間を選択します。データを設定された(日、週、月)期間で自動的に集計します。例えば、予測、補充計画や他のレポートを月単位で確認する場合、月単位でデータをグループ化します。

この子セクション内の下記の手順は、任意です。

3.3. GMDH Streamlineに無効品目をインポートする必要がある場合、 無効品目のインポート オプションにチェックを設定します。

3.4. 地点の合併オプションは、すべての地点を1つにまとめることができます。このオプションは、各倉庫が並んでいるために、1つの統合された倉庫として計画をしたい場合に便利な機能です。このオプションは、ユーザーのQuickBooksが複雑な在庫モジュールがアクティベートされている場合に限り、利用できます。

3.5. チャネルを顧客としてインポートオプションは、GMDH Streamlineにて顧客別に需要予測をしたい場合、追加の次元を設定します。

3.6. デフォルトでは、GMDH Streamlineは、QuickBooksのデフォルトフィールドから、購入オーダーの予測予定日をインポートします。このインポートは、オーダー明細行単位ではなく、オーダー単位で行われます。しかしながら、ユーザーが、ソフトウエアを利用せず、ユーザー自身でオーダー明細行単位明細個別に入荷日付を管理している場合は、オーダー単位のインポートは適切ではありません。カスタムフィールドから購入オーダー到着予定日をインポート オプションは、この状況を管理するために利用され、オーダー明細行単位で予測予定日をインポートします1)。このインポートには、このオプションにチェックを設定し、予測予定日のインポート対象となるカスタムフィールドの名称を入力します。

購入オーダーの入荷日付のインポートを成功させるため、QuickBooksを適切な設定が必要です。これは、GMDH Streamlineは、購入オーダーテンプレート内で利用された品目カスタムフィールドだけを読み込みできるためです。

4. OKをクリックします。QuickBooks認証ダイアログが表示され、付与する権限レベルの選択を要求されます(下記の図を参照)。

5. “はい (常に選択);…”の選択をお勧めします。続けるをクリックします。

6. アクセス権限確認 ダイアログにて、完了をクリックします(下記の図を参照)。

しばらく(データ量に依存します)経過したのち、GMDH Streamlineがデータをインポートしたことが確認できます(下記の図を参照)。

QuickBooksで購入オーダー到着予定日を設定する

このセクションでは、購入オーダー予定日を品目単位でGMDH Streamlineに正しくインポートするための購入オーダー予定日の設定方法とQuickBooksでの利用方法を説明します。

1. QuickBooksを開き、メニューから一覧 > 品目一覧を選択します(下記の図を参照)。

2. 品目カードをダブルクリックで開き、カスタムフィールド ボタンをクリックします(下記の図を参照)。

3. カスタムフィールドダイアログのフィールド定義ボタンをクリックします(下記の図を参照)。

4. 未使用のフィールドを選択後、名前の変更をします。例えば、“Delivery Date”に変更します(下記の図を参照)。

注意: このダイアログのフィールドは、ユーザーのすべての品目を対象に設定します。

5. 開いているすべてのダイアログで、OKをクリックします。

6. 購入オーダーを開き、書式設定 タブを選択し、データレイアウトのカスタマイズボタンをクリックします(下記の図を参照)。

7. タブを選択し、一覧をスクロールして“Delivery Date”に名前を変更したカスタムフィールドを見つけ、左端のチェックボックスにチェックを設定します(下記の図を参照)。

上記図にて強調表示されているフィールド名は、GMDH Streamlineにデータをインポートするときに、カスタムフィールドから購入オーダー到着予定日をインポート オプションで利用すべき名前です。

8. OKをクリックします

ここで、購入オーダーテンプレートは新規列であり、品目単位の予測予定日を保存している、“Delivery Date”にて拡張されます(下記の図を参照)。

トラブル対応

If Streamline opens a new (Secondary) QuickBooks window while connecting to QuickBooks, do the following:

QuickBooksに接続中に、GMDH Streamline が新規(2つ目)のQuickBooksウインドウを開いた場合、次の手順に従います。:

  1. 企業ファイルを開いた最初(第1)のウィンドウを閉じます
  2. 一覧中のファイルを選択し、残っているQuickBooksウィンドウの開く ボタンをクリックします。
  3. GMDH Streamlineに戻り、OK ボタンをクリックし、インポート問題 ダイアログを閉じます。
  4. 新規 > QuickBooks 接続より、再度企業ファイルに接続します。

0x8004040A エラー

リモートから企業ファイルに接続後、企業ファイルのパスにユーザーのローカルのQuickBooksインスタンスのファイルを指定したため、ファイルが不一致となり、このエラーが発生します(下記の図を参照)。

QuickBooksが通常のWindowsネットワークにて共有されたフォルダー内の企業ファイルを利用し、GMDH Streamlineではネットワークドライブ経由で企業ファイルを利用した場合、またはこの逆の場合、このエラーが発生します(下記の図を参照)。

同一のファイルの指定ですが、パスが異なるため、エラーが発生します。

エラーを解消するには、GMDH StreamlineとローカルのQuickBooksインスタンスでパスを同じにします。

0x8004041A エラー

QuickBooksの企業ファイルへのアクセスが許可されていない場合、このエラーが発生します(下記の図を参照)。

次の手順に従い、このエラーを解消します。:

  1. メニューより編集 > 設定…に進みます。設定ダイアログが表示されます。
  2. ダイアログの右側にある統合アプリケーションセクションを選択します。
  3. 企業ファイル設定タブを選択します。
  4. 企業ファイルへのアクセス禁止オプションのチェックを外します(下記の図を参照)。
  5. OKをクリックします。

アクセス権限の追加には、QuickBooksの管理者アカウントのログインが必要です。


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1)
翻訳者注釈: オーダー明細行は品目別に構成されるため、この文章では品目別と説明している箇所がありまが、これはオーダー明細行別と同等の意味になります。
ja/quickbooks-connection-guide.txt · Last modified: 2020/09/26 14:07 (external edit)